米原市ででんがくの魚しげと言えば昔から有名です。でんがくはここで買うという位に利用されていた記憶があります。しかし「でんがくの魚しげ」というからに、でんがくしか売ってないと思われがちなのです。
実はそうではなく、でんがく以外にもあります。昼は丼ぶり物や麺類が食べられる食堂ですし、夜は居酒屋のようになっているお店です。
でんがくとは
でんがく(田楽)をご存じない方の為に紹介しますと、でんがくとは日本の郷土料理の一つで、茄子や豆腐、こんにゃく等を串に刺して香りの良い味噌を塗って焼いた料理です。食材は特に問わず味噌を塗って焼けば味噌田楽と呼ばれます。
でんがくの魚しげでは豆腐の味噌でんがくを製造販売されていて、焼いた味噌がとても香ばしく美味しいです。
店内について
店内には厨房を前にカウンター席が8席あります。
小上がりの4人掛けテーブル席が2つあります。
レトロで落ち着いた雰囲気の漂うお店です。
でんがくの魚しげのメニュー
でんがくがメインなのでメニューにもでんがくが一番最初に載っています。
他には親子丼やカツ丼などの丼もの、肉うどんや鍋焼きうどんなど麺類もあります。
- でんがく(6本):600円
- 親子丼:750円
- かつ丼:850円
- とんかつ定食:1,100円
- 親子うどん:650円
- 肉うどん:650円
- 鍋焼きうどん:800円
メニュー一部抜粋。
でんがく
でんがくはメインメニューなので、これは注文せねばと頼みました。本来はでんがく6本で600円です。6本だと豆腐一丁丸々ありそうです。(上の写真は3本)
木綿豆腐を串に刺して、大きな業務用ロースターで焼かれていました。とても本格的!
ちょっと焦げ目の付いた香り高い味噌がとても食欲をそそります。あつあつの豆腐と香ばしい味噌との相性も抜群で最高です。ご飯が欲しくなりますが、でんがくとご飯を注文される方も多いようです。
かつ丼
ランチタイムにカツ丼(850円)を注文しました。お味噌汁と漬物が付いてきます。
野菜が一つも入ってないように見えますが、玉ねぎやネギの野菜はカツの下に入っています。卵と野菜が分離されているという珍しいスタイルのカツ丼です。
とろとろの卵と出汁の味付けが優しく自然な味わいで染み渡る美味しさでした。カツの方も脂っぽさが少なくあっさりと頂く事ができました。
でんがくの魚しげへのアクセス
でんがくの魚しげは米原市村居田にあり、国道365号線からちょっと小路に入った場所にあります。
国道365号線からなら村居田交差点を南へ行き、1分程度で右側にでんがくの魚しげがあります。
駐車場について
駐車場として整備されているわけではありませんが、お店の前のスペースに駐車できます。
おわりに
正直私も最近まででんがくしか売ってないものだと思っていて、食堂にもなっている事を知って驚きました。やはりでんがくが特におすすめですよ。
国道365号線沿いではありませんが、ちょっと小路に入ってすぐの場所にあるので、郷土料理のでんがくを味わいに是非どうぞ。
お店情報
でんがくの魚しげ
住所:滋賀県米原市村居田940-2
営業時間:11:30~14:00 / 16:30~20:00(L.O.各30分前)
電話:0749-55-3100
定休日:月曜日・木曜日