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歴史

日本三奇祭の一つである米原市にある筑摩神社の春の祭礼「鍋冠祭」5月3日

日本三奇祭の一つとして数えられる米原市の鍋冠祭は、筑摩神社の春の祭礼として毎年ゴールデンウィーク中の5月3日に行われます。鍋冠という名前の通り緑色の狩衣を召した7歳~8歳くらいの女の子が黒い鍋を冠って練り歩く姿が特徴的です。

鍋冠祭とは

毎年5月3日に行われる筑摩神社の祭礼で、老若男女の200人規模の行列が筑摩のお旅所から筑摩神社まで約2時間かけてゆっくり練り歩きます。途中太鼓の演舞や蹴り奴のパフォーマンスがあります。

鍋冠祭は社伝によれば8世紀から行われている記録が残っている祭礼です。筑摩神社の御祭神は御食津神(ミケツノカミ)で食べ物にまつわる神様である事から、作物や魚介類を供えると共に特産物であった近江鍋を御贖物として差し出した事が始まりであると考えられています。米原市の無形民俗文化財として指定されました。

鍋を冠った女の子の珍しい慣わしは、当初15歳未満の女性がこれまで付き合った男性の数だけ鍋を被るという奇妙なルールがあったようです。それを偽った者には天罰が下ると言い伝えられていました。江戸時代に実際に偽った者が現れ事件となり、それ以後鍋冠は禁止される事になりました。

しかし、鍋冠の文化を失くしてはならぬと復活を嘆願され、奇妙なルールはなくなり少女8人による鍋冠が現代まで続いています。

鍋冠祭スケジュール

鍋冠祭のだいたいのスケジュールです。準備から見学無料です。

イベント日程:毎年5月3日

  • 12時~:筑摩蓮沼会館で準備が行われます。
  • 13時30分~:筑摩蓮沼会館を出発
  • 14時~:筑摩のお旅所を出発
  • 16時~:筑摩神社本殿で儀式

筑摩蓮沼会館で12時頃から準備が始まりますが、準備の段階から見学できます。お殿様のような着物を着た男性や、狩衣を召した女の子などとても歴史を感じさせるものです。

鍋冠祭の特徴である緑の狩衣と黒い鍋を冠った女の子もスタンバイ。

ちくまの御旅所へ向かい、他の在所のグループと合流し筑摩神社へ行列で向かい琵琶湖沿いを練り歩きます。その規模は200人近くの大行列です。

約2時間程度かけてゆっくりと筑摩神社本殿へと向かいます。最後に本殿で儀式が行われます。

筑摩神社へのアクセス

筑摩神社は琵琶湖沿いに鎮座する神社です。エクシブ琵琶湖の北にあります。

駐車場について

会場は駐車場がありません。米原駅からレンタサイクルで向かうか、タクシーをご利用ください。

まいちゃん号で行く

米原市の乗り合いタクシー「まいちゃん号」で来る事ができます。1回500円~

「米原共通-27」停留所が最寄りです。

見学料

鍋冠祭の見学料は無料です。

神社情報

筑摩神社
住所:滋賀県米原市朝妻筑摩1987
拝観料:なし

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