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インタビュー

米原市の新進気鋭な若き農家、小原将矢さんの農業を営むきっかけと可能性

一度は米原市を出て就職されましたが、数年後に米原市に戻ってきて20代で農家として独立した小原将矢さんにインタビューさせて頂きました。

日本全国で若い世代に農業の担い手がいないと言われていますが、それは米原市も例外ではありません。農家として独立したきっかけや想い、小原さんの世代から見る農業のこれからの可能性についてお話を伺いました。

農園情報

こはら農園
住所:滋賀県米原市野一色21-1
営業時間:10:00~17:00
公式instagram:こはら農園さん(@koharanouen) • Instagram写真と動画

小原将矢さんプロフィール

大学を卒業後、一度は米原市を出て名古屋でサラリーマンとして就職されました。約3年半の間、営業職で色々な会社をまわったりされてきましたが、また米原市に戻りたいなという想いを抱かれるようになりました。

米原市に戻ってきても求める仕事は全くないので、ないなら自分で作ればいいじゃないかと農家として独立。米原でいちご、金太郎まくわ、ブロッコリーを生産されています。

そんなこはら農園の代表、小原将矢さんに詳しいお話を伺いました。

農家として独立する想いときっかけ

Q1.農業をする前はどのようなお仕事をしていたのですか?
普通のサラリーマンでした。名古屋で測定機器を扱う会社に入ってました。
測定機器というと、プログラマとかですか?
いえ、違います。営業です。営業職を3年半くらいやってました。
では、そのサラリーマン生活で何か思う所があって独立の道を考えられたんですね。
そうなんです。
Q2.独立をしようと思ったきっかけは何ですか?
名古屋で一人暮らしをしていたんですが、実家が兼業農家でして田植えや稲刈りの時期には帰ってきて手伝いをしていました。それで、漠然と米原に帰ってきたいなという漠然とした想いが芽生えてきて…
独立という人生の中でも大決断を下した決定打のようなものはあったんですか?
こっちに帰ってきたタイミングで色々と仕事をさがしたんですけど、やりたい仕事が全くなかったんです。米原周辺って、工場か営業職か、それくらいしかないじゃないですか。性格的に工場は合わないと思ってましたし。
名古屋でやってた仕事みたいな事をしたかったとか?
いえ、営業もしたくなかったんです。営業したくないな、工場勤務もしたくないな、それで消去法で消していったら何も残らなかった(笑)
Q3.独立に農業を選んだ理由は?
今までにも田植えや稲刈り時期には手伝いに帰ってきてたんですが、その時にお年寄りが必死に農業をやっているのを見てそれは何かおかしいんじゃないかなと思うようになりました。自分が米原の農業の手助けができればと思って始めました。
Q4.農家として独立って厳しい話もあったと思うんですが、これでやっていくという決意というか自信が付く出来事とかありましたか?
まぁ、何とかなるやろ!って感じですね。
軽い!?
あんまり深くは考えずにはじめましたね。
Q5.農家として独立にあたり反対はありましたか?
全くなかったですね。
えっ!?
父にも相談はしたんですが、やりたかったらやればいいやん。みたいな。
そんな軽いもんなんですか!お母さんや奥さんからの反対は?
何もないですね。反対はなかったんですが、農家として独立するにあたり迷惑だけはかけんようにしようと思ってましたね。借金まみれになって助けてとか(笑)
Q6.会社員時代に比べて農家はどうですか?
楽です!精神的にはですけど。上司もいないんでストレスフリーでやってます。好き勝手できるし。ただ生き物(野菜)を扱ってるので体力的には大変ですし、楽な仕事ではないですね。でも好きな事なんでやっていけてます。
では逆に会社員時代と比べて困るとか辛い事などはありますか?
そうですね、収入が不安定という事と…休みがあまりない…くらいですかね。
生き物を扱ってるので難しいですね。休みも。
休みに設定しても、結局最低限の世話はやらないかんので。例えば朝にビニールハウスを開けに来たり、閉めっぱなしにすると気温が30度40度になってしまって枯れるんで。そして夕方閉めに来るみたいな。出掛けるのもその合間にしかできないですね。そのあたりがしんどいかなと思います。
ウィンタースポーツがお好きであると聞いたんですが行けますか?
行けんようになりましたね。まぁでも、時間を見つけて慣れれば行けん事もないと思うんですが。
そうなると例えば旅行とかも行けないんですね。
うーん、いちごが終わる6月頃には余裕もできるので、1泊2日くらいなら行けますよ。

こはら農園の経営について

こはら農園

Q7.こはら農園ではどんな野菜を生産されているのですか?
主力は12月から5月頃までのいちご、夏場は金太郎まくわ、秋口くらいにはブロッコリーです。地元に根ざした特産品を何かやりたいと思って、金太郎まくわを始めました。今後は米をやりたいですね。
Q8.野菜づくりにこだわりの点はありますか?
そんな大層なものはないんですが、美味しいものを作るという事ですかね。あとは、堅実にやるという事です。
Q9.農業をやっていてよかった事はありますか?
月並みですが、うちのいちごや野菜を食べてもらって美味しいって言ってもらえると嬉しいなと。道の駅の旬菜の森に卸してるんですが、実際に行くとお客さんから「この前買ったよ!」とか「美味しかったよ!」と言ってもらえるのが、作ってて良かったなと思いましたね。

あとは、ストレスがない…厳密にはない事もないですけど(笑)

やりたい事、好きな事で仕事できるって最高ですよね。
やりたい事をやりたいようにやれる。リスクはありますけども。
Q10.農業で苦労する点は?
全部です。
そうですよね。特筆して特段な事とかは?
基本的に苦労しかしてないですけど、台風でビニールハウスに被害が出たり、気象条件で作物が枯れたり、思ったように育たないとか、意外に大変ですね。
天候、災害に関してはどうしようもできませんからねぇ…。
Q11.農業のやりがいはどんな所ですか?
農業の失敗も、次はこうしようという風に次に活かして改善していくのが楽しいですね。肥料をこうしてみようとか、色々と。失敗を活かして次へのチャレンジができる事がやりがいに感じます。
Q12.こはら農園の1日の大体のスケジュールはどんな感じですか?

時期によって変わりますが、冬のいちごの時期は6時半に起きて、7時半に家を出て、2分で農場に着きます。すぐに収穫作業を行って、9時に出荷して、また収穫して、12時に出荷して…。
そんな何回も出荷するんですね。
そうです。1時間で摘める量って限られているので、収穫してはパック詰めして出荷の繰り返しですね。これを16時くらいまでやって、だいだい17時には作業終了ですね。
会社員時代に比べたら実に健全ですね。
しかし、夏場は作業終了が19時に伸びたりします。夏場は昼間は暑いんで、14時まで長めの休憩を取ってます。その分後ろにずれ込むという感じですね。
夏場にハウスの中はとんでもない暑さなんでしょうね。
いや、ハウスの外でも暑いです。
Q13.農業はどのようにして収入を得ているのですか?
基本的には、作って売る。それだけです。
単純明快!
旬菜の森へ出荷、長浜市の市場へ出荷、あとは直売をしたり観光バスを入れたり、農家さんによって色々ですね。有機野菜を作っている所ではレストランと直で取引したり、いちごならケーキ屋さんと直接取引してらっしゃる農家さんもいますね。
こはら農園ではハウス2棟で農産物を作られていますけど、作る量とかどう考えているんでしょうか?作り過ぎたら無駄になりそうですが。
作りすぎても市場は全量買い取りなので買ってくれます。作ったら作った分だけ手間も時間もかかりますので、そのへんは考えながらやってます。

これからの農業について

Q14.農業の若手の担い手がいないと言われていますが、小原さんの世代から見る農業の世界って何か可能性を感じられていますか?
今がチャンスかな…っとは思っていますね。農業をやってる世代で30代、40代、50代、60代、70代、80代色々なんですが、80代からの世代交代があんまり上手くいってないんですよ。

そうなってくると農業を止める人が多くなってくるので、農地を借りやすい、農業をやってくれと言ってもらいやすいので、参入はしやすいので可能性はあるかなと思っています。

参入した所で初期投資がやばいんですけどね。

このビニールハウスとか機材とか相当な初期投資なんでしょう。
そうです。米原市も農業に関して色々動いて頂いているので、可能性はあると思いますね。
Q15.こはら農園で今後の目標ややってみたい事はありますか?
今後の目標は、ビニールハウスを増やす事と、米作りをする事です。やりたい事は、もうちょっと作る品種を増やしたいです。色んな野菜を作ってみたい。
Q16.もしこれから農業をやりたいと思っている若い人に何かアドバイスはありますか?
やりたいならやればいいと思います(笑)
えっ、もうちょっと何かないですか?(笑)
何事も行動力が大事ですからね。行動するとご縁が来る事もあるので、動けば動いただけ何かは来ると思いますので、とりあえずはやらなければ始まらないと。
行動力は確かに何でも大事ですね。やるかやらないかと言ったら、やらない人の方が圧倒的に多いですし。
農業をやりたいなら、農業を調べて、しっかり学んで、農業大学へ入ると絶対就農(農業に従事する)せないかんので、学ぶ方法については個々に考えてもらって…。農業やりたかったら、とりあえず動きましょう。
Q17.最後に何か伝えたいことがあればお願いします。
いちごの直売や、予約制ですがいちご狩りもやってます
お忙しいところインタビューに応じて頂き、ありがとうございました。

こはら農園の詳細について

こはら農園での直売やいちご狩りについては下記記事で詳しく紹介させて頂いています。

こはら農園
米原市でいちごと金太郎まくわを栽培する若き農家さん「こはら農園」

米原市でも農業を担う若い世代の人がいないと叫ばれる中、2016年に20代で農家として独立し農業の世界へ踏み込まれた「こはら農園」さんを取材させて頂きました。 こはら農園の代表、小原将矢さんにインタビュ ...

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おわりに

米原市で2016年に20代で農家として独立されたこはら農園の代表、小原将矢さんにお話を伺いました。農家として独立した時の想いや、農業に対するひたむきな姿勢や考えを聴く事ができました。

今回お話を伺った中でポイントは行動力でした。小原さんも行動したから今の結果に繋がったのであって、行動しなかったら何も生まれてなかったという事です。どの分野でも言える事だと思います。わたしも「まいばらんど」の活動を始めて知り合いが増えたり多くのご縁を頂けて、この事にはとても共感しました。

農業でもその他でも将来やりたい事があるなら小さな事からでも動き始めるのが良いとおもいます。0と0.1でも大きな違いがあります。

こはら農園さんのいちごはとても美味しくてみずみずしいです。もしご興味があれば、シーズンには旬菜の森で販売されていますので是非チェックしてみてください。

公式 instagram アカウントでは、こはら農園の事や農家の生活を垣間見れます。

農園情報

こはら農園
住所:滋賀県米原市野一色21-1
営業時間:10:00~17:00
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