米原市の最奥地、甲津原で薬膳ランチが食べられるお店があります。店主さんは県外から米原市へ移住されてきて「山の薬膳ごはんよもぎ」という名前で2015年頃から始まりました。
薬膳とは中国を中心に行われてきた伝統医学に基づいた料理で、体質や季節の変化に合わせて作られる料理です。全ての食材にはそれぞれ何か効能を持ちます。その効能を活かし、伊吹山の恵みの野草や山菜、地元食材を取り入れ、無農薬の野菜や調味料を使った心と身体が喜ぶ薬膳が食べられるお店です。
甲津原は標高500メートルの山の中にあり、自然が豊かで喧騒を忘れられる自然の音が聞こえる静かな場所です。この大自然のエネルギーと食材のエネルギーで体のバランスが整えられます。こんな非日常も良い思い出となるでしょう。
目次
店内について
築100年を超えるという古民家を改修して薬膳料理店を開かれました。歴史を感じる佇まいでありながら、とても温かくぬくもりを感じる雰囲気です。薪ストーブも存在感あります。
光の演出もとても美しい空間です。
店主さんが作られた自家製薬膳茶などがたくさん並んでいました。
照明もアンティークでオシャレ!
山の薬膳ごはんよもぎのメニュー
メニューは季節によって変わりますが、薬膳ランチは以下の流れのコースメニューです。薬膳の考えを取り入れた野菜中心の構成です。
- 前菜・おばんざい
- メイン料理
- ご飯物・汁物・お漬物
- デザート・自家製薬草茶
薬膳コース料理が完全予約制で3,300円(税込)です。要3日前までの予約。
営業日は基本的に金・土・日ですが、変わる可能性もあるので公式サイトや公式 SNS アカウントを要チェック。またはお電話でお問合せください。
電話:0749-59-0013
よもぎの薬膳ランチ
前菜とおばんざいの盛り合わせです。盛り付けと彩りがとても美しくてしばし見とれました。どれをとっても五臓六腑に染み渡る優しい味わいで、この美味しさは改めて食のありがたみを感じるものでした。自然の食とはこういうものなんだなと。
正直これだけで満足というくらいに、クオリティが高いものでした。
メイン料理とご飯物、汁物です。この日のメインは「鰯と野菜のソテー発酵ソース」でした。ご飯物は「蓮の実と長芋ご飯」です。お汁物は「あさりの薬膳スープ」。
こちらも彩りと綺麗さに見惚れてしまいました。一つ一つありがたみを感じていただきました。
最後は甘味と自家製薬膳茶です。この日はよもぎプリン苺ソース。ほのかな甘味とよもぎのさわやかな風味、苺の甘酸っぱさが合わさって夏らしい甘味でした。食後の薬膳茶もスッと一息つけて最後まで美味しく頂けました。
カフェメニュー
山の薬膳ごはんよもぎのランチは予約制ですが、カフェメニューは予約なしでも OK です。珈琲や紅茶、薬膳茶などのお飲み物。ケーキなども注文できます。
おわりに
食材一つ一つが繊細で美味しくて体に染み渡るような味でした。本当に食のありがたみが改めて感じられて、生きてて良かったなぁと感じられる薬膳ランチでした。ここにしかない特別感ある体験ができました。伊吹山の麓から車で約20分かかりますが、米原市街地から彦根までの距離と変わりません。大自然と薬膳の体験はきっと価値あるものになると思います。
公式SNSアカウント
山の薬膳ごはんよもぎの最新情報は公式 SNS アカウントでチェック!
- Facebook:山の薬膳ごはん よもぎ - ホーム
- instagram:山の薬膳ごはん よもぎさん(@yamanogohan_yomogi) • Instagram写真と動画
オーナーインタビュー
米原市甲津原に焦点を当てたメディア「甲津原アーカイ部」で山の薬膳ごはんよもぎのオーナーである上野さんへのインタビュー記事が公開されています。
山の薬膳ごはんよもぎへのアクセス
山の薬膳ごはんよもぎは奥伊吹スキー場方面の甲津原にあります。麓の道の駅「旬彩の森」から車で約20分です。
国道365号線からなら野一色東交差点を北へ行き、最初の信号を直進します。
ここから奥伊吹方面へ道なりに約20分です。
駐車場について
お店から道を挟んで反対側に緑地の駐車スペースがあります。予約制なので停められないという事はありません。
お店情報
山の薬膳ごはんよもぎ
住所:滋賀県米原市甲津原452
営業時間:11:00~17:00
定休日:月~木
電話:0749-59-0013
公式サイト:山の薬膳ごはんよもぎ
食べログ:山のごはんよもぎ - 虎姫/自然食 [食べログ]