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インタビュー

米原市でローズウィンドウの魅力を伝えるべく教室を開いた眞名垣吉美さんインタビュー

※ローズウィンドウ図案:日本ローズウィンドウ協会
中山真季先生 / 河瀬有子先生

ローズウィンドウという日本で発展を遂げたペーパーアートがあります。ローズウィンドウを直訳すると「薔薇窓」、元々は教会や大聖堂にある円形のステンドグラスを指す言葉でした。その教会のステンドグラスをいつでもどこでも楽しめるようコンパクトに生み出された光の芸術作品がローズウィンドウです。

元々ドイツで子供向けの紙を使った教材だったものを、長浜市出身の中山真季先生が独自の技法を開発し本当にステンドグラスのような美しいアート作品として発展しました。

光に透かせばとても美しい魅惑の光景を見せてくれるローズウィンドウ、あなたも作ってみたくありませんか?

米原市にお住まいの日本ローズウィンドウ教会認定講師である眞名垣吉美さんにインタビューさせて頂きました。

光の芸術品「ローズウィンドウ」とは?

Q1.ローズウィンドウとはどのようなものですか?
ローズウィンドウっていうのは元々教会のステンドグラスの事で「薔薇窓」っていうんです。このステンドグラスを紙で作ったアート作品をローズウィンドウといいます。
教会や大聖堂にあるようなあのカラフルなステンドグラスの事ですか?
そうなんです。
Q2.ローズウィンドウの歴史はどのように始まったのですか?
元々はヨーロッパ、ドイツのシュタイナー教育の一貫で紙を使った子ども向けの簡単な教材だったんです。そこに目を付け、ここまでに技巧を凝らした芸術作品にまで発展させたのが長浜市出身の中山真季先生なんです。
※シュタイナー教育とは、オーストリアのルドルフ・シュタイナーが「教育というものは単に知識を与えるだけではなく、後々子供たちが自分の自由意志によって行動することが出来るような人間になるための補助である」という思想のもと提唱した教育思想のこと。
中山真季先生が草分け的存在となり日本全国にローズウィンドウを発信されています。
ここまで作り込まれたローズウィンドウを作ったのは日本が初めてなんですか?
そうなんです。しかも、お隣の長浜市で。
Q3.ローズウィンドウは何からできているんですか?
薄葉紙と呼ばれる薄い紙です。ローズウィンドウ用に作られた紙ではなくて、元々世の中にあった紙を使っています。
和紙とは違うんですか?
和紙とはまた違いますね。全28色の紙の中から好きな色を数枚選んで作ります。

へぇ、大概の色は揃っていますね。ここからどれを選んでも良いんですか?
はい、好きな色でも直感でも、どんな組み合わせでも構いません。ただ、白は必ず1枚使います。ちなみに枠とか上から貼るカバーは長浜市で作られているんです。
Q4.初めてローズウィンドウを見た時、凄く繊細で職人技だなぁと思ったんです。これって誰でも作れるものなんですか?
はい、大丈夫ですよ。誰でも作れます。以前やった出張教室では4歳の女の子がローズウィンドウをハサミで作ってくれましたよ。もちろんサポートはしましたけど、上手に作ってくれましたね。高齢者のデイサービスに出向きローズウインドウを教えておられる講師の方もいらっしゃいます。お子さまから高齢者の方まで誰でも作っていただけますよ。

ローズウィンドウの柄は既に中山先生などが作られた図案を使いますので、柄を考える必要はありません。

使用する道具とかも全て100円ショップで揃いますので、始める初期費用も大してかかりませんね。

ローズウィンドウとの出会い

Q5.眞名垣さんがローズウィンドウを知ったきっかけは何ですか?
一番最初に知ったのは Facebook でローズウィンドウを見かけたんです。私の友達のスピリチュアルの先生もローズウィンドウを飾られていたので、精神性の高いものかな?と興味は持っていました。

それから Facebook で日本ローズウィンドウ教会の認定講師である河瀬有子さんがローズウィンドウワークショップ(体験会)を開かれるというのを知って、ちょっと覗いてみたのが始まりです。まさか自分でも出来ると思っていなくて、やってみたらだんだんとハマってしまったんです(笑)

Q6.眞名垣さんが思うローズウィンドウの魅力は何ですか?
ローズウィンドウを作る側も見る側も癒やされるという所が魅力だと思いますね。自分の課題が見つかったり自分と向き合える時間になりますね。お寺で写経ってあるじゃないですか。作ってる最中に無になって、写経と同じ効果があるんですよね。
※写経とは、仏教のお経を書き写す修行の事です。写経には心を落ち着かせ、心の安定、精神集中に効果があるといわれています。
ローズウィンドウが出来上がった時の達成感は一入ですね。登山の達成感に近いものがあります。それがストレス発散だったり、心の安らぎに繋がったるのが魅力に感じますね。
Q7.眞名垣さんのローズウィンドウ歴はどれくらいですか?
本格的に始めたのは2017年の事ですね。私のローズウィンドウの先生の教室が月1回ありましたので、通いだしたのが2017年になります。
教室では他の先生が作られたローズウィンドウの図案を使うそうですが、眞名垣さん自身は図案を作ったりしないのですか?
1回チャレンジしたんですが、これが凄く難しいんですよ。美術の先生とかは理論や計算を尽くして図案を作られますが、私もその辺りの勉強もしていきたいと思っています。
Q8.今ではローズウィンドウ協会の認定講師として活動されていますが、教える立場に立とうと思ったきっかけは何ですか?
私のローズウィンドウの先生である河瀬有子さんは、ローズウィンドウの草分けの中山真季先生の生徒なんです。ローズウィンドウで繋がる素敵なご縁に憧れて、私もローズウィンドウでたくさんのご縁と繋がれたらなぁと思ったのが一つ。そして、ローズウィンドウの癒やしをたくさんの人に感じて頂き、魅力をたくさんの人に伝えたい想いから私も教室を始めました。
Q9.日本ローズウィンドウ協会の認定講師になるには試験や資格があるのですか?
試験はないんですが、講師認定講座にはいくつか課題作品があります。その課題作品を作って Facebook にアップして中山真季先生に確認して頂きます。
そこで中山先生に認めてもらったら、晴れて認定講師に…?
そうです。日本ローズウィンドウ協会から認定証を頂けます。

日本ローズウィンドウ協会の認定講師の方を見ると滋賀県に集中しているように思いました。それは日本で始めたのが滋賀県長浜の中山先生だったからというのもあるのでしょうか?
きっとそうでしょうね。

米原のローズウィンドウ教室「アトリエ咲~saki~」

眞名垣さんは2019年2月より月1回、自宅で女性専用ローズウィンドウ教室「アトリエ咲~saki~」を開かれています。

Q10.ローズウィンドウ教室「アトリエ咲~saki~」を受講するにはどうしたらいいですか?
まずはお電話でご連絡いただければと思います。そこで次回開催日をご案内します。自宅の教室となりますので女性限定とさせて頂いております。
Q11.受講費はおいくらですか?
初回は体験教室ということで2,000円、2回目以降は3,000円いただいております。2回目以降はより複雑なローズウィンドウを作ったり進捗に合わせてレベルアップしていきます。
何回か受講していくコースなんですか?
いえ、単発でも OK です。来たい時に来て頂ければと思います。
Q12.出張体験教室も行われているそうですね。
はい、そちらは要問合せ、要相談でお願いします。2名様から承っております。普段は女性限定ですが、出張教室の団体様の場合は男性の方も OK です。
Q13.ローズウィンドウをオーダーメイドで作って頂くということも可能なんですか?
そちらも要相談、要問合せでお願いします。
Q14.教室には車で来ても良いのですか?
はい、大丈夫です。
Q15.最後にメッセージがあればお願いします。
ローズウィンドウは長浜発信で米原の方にはまだそれほど知られてはいないのですが、今後は米原市でもローズウィンドウの魅力をお伝えして楽しんで頂けたらなと思います。

おわりに

Q16.ふと思った事ですが、私は作曲もやってまして。ローズウィンドウも癒やしを与えるアート作品じゃないですか。癒やしの音楽とコラボレーションしたら面白いかなと思いました。
それ丁度考えてたんです!音楽とか、臭いとか、五感に訴えかける癒やしの空間を作れたらいいなと考えてました。
作曲関係でお困りでしたら是非ご相談ください。

米原市で作曲依頼なら作曲屋工房 | あなたの歌詞に曲つけます

米原市でローズウィンドウ教室を開いた眞名垣吉美さんにお話を伺いました。ローズウィンドウを初めて見たときは、本当に繊細で光に透かせばステンドグラスのように綺麗に輝きます。光の芸術作品とも言われますが、選ぶ紙の色、重ねる順番によって千差万別なローズウィンドウが出来上がります。それぞれの個性で無限大に広がります。

あなたも光の芸術作品ローズウィンドウを作ってみませんか?

米原市のローズウィンドウ教室「アトリエ咲~saki~」を受講するには?

※ローズウィンドウ図案:日本ローズウィンドウ協会 中山真季先生 / 河瀬有子先生 教会や大聖堂のステンドグラスのような美しいペーパーアート「ローズウィンドウ」の制作教室が米原市でも行われています。ロー ...

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教室情報

ローズウィンドウ教室「アトリエ咲~saki~」
住所:滋賀県米原市(詳細は申込時に)
電話:080-4119-9714
開催日:月1回(要問合せ)
公式ブログ:眞名垣吉美のブログ

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