米原市の琵琶湖沿いを走っていると、木の上に小屋があったりメルヘン感漂うログハウスが建っていたり一際目立つ場所があります。周りには鶏が自由に闊歩している様子も見られます。一見小さな牧場にも見えるあの場所は何なのか?
それは「うかの冒険あそびば」といって、秘密基地のような広場で大手を振って子どもと遊べる場所だったのです。
うかの冒険あそびばとは
琵琶湖沿い、伊吹山と大空を望める絶好のロケーションにあるうかの冒険あそびばは子どもたちが自由に遊べる広場です。お弁当を持ってきてピクニックもできます。オーナーの手原さんが定年退職後、第2の人生として始められました。琵琶湖沿いで眺めの良い場所を探されていて、この地を借りられたそうですが快く貸してもらえたそうです。
「ヤギを飼いたいんや。」
「おもろいやんけ!」と。
敷地内には巨木が2本あり、どちらにも木の上に小屋(ツリーハウス)が建っています。片方はオーナーの友人の大工をしている人に建設を依頼、もう片方はツリーハウスの建設を行っている立命館大学の学生が作られたものです。
小学生の頃夢にまで見た秘密基地が目の前に。子どもたちが目にしたらワクワクしない筈がありません。私でも小学生時代に見たのであれば、とてもテンション爆上げだったと思います。ツリーハウスの秘密基地とか憧れでしたので。
広場に入ったら、鶏たちがズドドドドドとやってきました。襲われているわけではありませんが、餌を貰えると思って寄ってきているみたいです。広場では鶏が放し飼いされていて自由きままに闊歩しています。小学生の頃、学校で鶏を飼育していた事を思い出し懐かしくなりました。これは子どもたちも楽しいでしょうね。
(諸事情により2019年現在ヤギはいません。)
広々とした芝生の広場には遊具もちらほら。子どもたちは完成された遊具よりも自然のものの方が豊かに遊べるみたいです。
木のパレットを活用したお子様用迷路もあります。
楽しそうである事が想像できますが、感想コーナーには子どもたちの喜びの声がたくさんありました。
「めちゃめちゃ楽しかったよ。」
「にわとりがたくさんいておもしろい!」
オーナーの手原さんはそんな冒険あそびばを運営されています。
入場料金
入場料金は1人100円です。また、大人がツリーハウスに登る際は維持費として追加で100円もらっているそうです。
ルール
うかの冒険あそびばのルールはこれです。
ケガは自己責任です。子どもたちが自分の失敗でやってしまったケガに納得し、ケガに気をつける力を付ける事を応援する場所でもあります。自由に遊んでもらえるようにルールは最低限です。
卵(有精卵)
放し飼いで育てられているニワトリの卵を希望者に販売されています。珍しく有精卵です。つまり35℃を保って温めたらひよこが生まれちゃう卵です。
6個入りパックで500円です。こちらは数に限りがあるので1日数パック限定、早いもの勝ちです。
凄くもっこりして弾力のある卵。
この白い部分が有精卵の印です。
おわりに
近頃、公園でも遊具が撤去されたり規制が強化されたりどんどん子どもたちが遊びにくくなる場所が増えているなぁと感じます。そういった中で、親子で、子どもたちが心ゆくまで自由に遊べる場を提供されている事には感銘を受けました。木の上のツリーハウスだとか、ニワトリがたくさんいたり、広場で自由に遊んだり、本当に楽しそうだなぁと感じました。
うかの冒険あそびばへのアクセス
うかの冒険あそびばは、道の駅の近江母の郷の北にあります。
国道8号線からなら加田町交差点を西へ行き、突き当りの琵琶湖沿いのT字路まで行きます。T字路を左折し、長浜ドームを通り過ぎてしばらく進むと左側にうかの冒険あそびばがあります。木の上に小屋があるので凄く目立ちます。
駐車場について
乗用車が6台程度停められる駐車場があります。
施設情報
うかの冒険あそびば
住所:滋賀県米原市宇賀野
営業時間:10:00~日没まで
定休日:なし
電話:090-3492-9500