米原市で春の訪れを感じる新春のイベント「鴨の里盆梅展&おもと展」が1月29日~3月6日まで開催されます。2021年は新型コロナウイルスの影響で中止でしたので、2年ぶりの開催となります。
開催はされますが、新型コロナウイルス感染対策でイベントや露店は行われません。
おもとというのはあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、日本古来の観葉植物として江戸時代よりめでたい植物として親しまれています。このおもと展覧会も同時開催され、こちらは第8回目を迎えました。
米原市で一足早く春の訪れを感じるイベントで、個性豊かな梅の盆梅を鑑賞しませんか?
目次
そもそも盆梅展とは
米原市でも歴史あるイベントで名前くらいは知っている方も多いと思います。
鴨の里盆梅展は地元米原の盆梅愛好家の方々が丹精込めて育てた盆梅(梅の鉢植え)を展覧会として開催するイベントです。樹齢300年を超える梅もあり、個性豊かな盆梅を300鉢の中から厳選し常時100鉢を展示しています。
特長としては他の盆梅展とは違い、盆梅展愛好家の方々が自由に独自の育て方を行っており個性豊かな面白い盆梅を見る事ができます。
盆梅展の様子
許可を頂きましたので盆梅展の様子を詳しくお伝えします。
様々な形に枝を伸ばした盆梅に花が咲いています。大きな梅の木の花も綺麗ですが、こういった盆梅の小さな梅の木も風情があって美しいです。会場内はやや梅の香りが漂い、早春を感じる雰囲気です。
こちらは花は付いていませんが他と比べても巨大な盆梅です。
このような盆梅が会場内に100鉢展示されています。それぞれ個性があって思い入れを感じる作品です。
同時開催「幸福を呼ぶおもと展」
おもととは、江戸時代より愛好されている日本古来の観葉植物です。日本の伝統園芸で、めでたい植物として新築祝い、開店祝い、引っ越し祝いなどに贈られてきました。
カールする細長い大葉、赤い実が成るのが特長。観葉植物は世界に数多くあれど、赤い実がなるのはおもとだけでとても珍しい植物です。
普通植物の実は短い期間のみ成り、次第に腐って落ちてしまいます。しかし、おもとの実は6月頃に成り翌年の8月まで保つのです。その驚異の生命力は縁起物としても重宝されています。
幸福を呼ぶと言われる赤い実のおもとの展示会は、日本全国を見てもこのグリーンパーク山東だけです。
会場へのアクセス
鴨の里盆梅展&おもと展はグリーンパーク山東内にある「すぱーく山東」が会場です。
最寄り駅は JR 近江長岡駅で徒歩で約30分程度。駅からバスも出ています。長浜駅行きのバスに乗り、グリーンドーム前停留所で下車してすぐの場所です。ただ、1時間~2時間に1本しかバスがありませんので、予約制乗合タクシー「まいちゃん号」が便利です。
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ご予約の際は近江長岡駅の「山東伊吹共通-60」停留所から「山東伊吹共通-56」停留所までとお伝え下さい。料金は500円です。
駐車場について
すぱーく山東前に広い駐車場がありますので、駐車場には困らないでしょう。駐車料金は無料です。万一停められなくてもこの先にも別の駐車場があります。
大型バスは予約が必要です。
駐車場から会場内までバリアフリーとなっており、車椅子の方でも鑑賞できます。
入場料について
盆梅展の会場に入るために入り口でチケットを購入する必要があります。
- 大人:400円
- 中高生:200円
- 小学生以下:無料
20名以上の団体の場合は1人350円に割引です。
また、何度も入れるフリーパス(記名式1名用)は1,000円で販売されています。
お問い合わせ先
グリーンパーク山東
住所:滋賀県米原市池下80-1
電話:0749-55-3751
公式サイト:イベント概要 – グリーンパーク山東 – 盆梅展
近くのお食事処
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