お花見と言えば桜ですが、米原市では本格的な春がやってくる前にもう一つのお花見ができるんです。それはセツブンソウです。小さくて白く可憐な花を咲かせるセツブンソウの生息地が米原市の大久保にあります。準絶滅危惧種に指定されていて珍しいセツブンソウを見る事ができるのです。
節分の時期に花を咲かせるのでセツブンソウと呼ばれていますが、実際の花の見頃は2月の下旬~3月の上旬です。妖精のようなかわいらしい花が咲き連ねている景色は早春の大自然の神秘を感じさせます。
セツブンソウ生息地へのアクセス
地図で見ると山の中のように見えますが山道を歩く必要はありません。でも急勾配な小路は登る必要がありますが。
米原市の道の駅「伊吹の里 旬彩の森」より姉川沿いに奥伊吹の方へ進みます。お食事処一兵衛を越えたら次のT字路を右折し、すぐに右折します。次のY字路を左折し、次の角も左折します。
車も通るだけで目一杯な急勾配な小路を進みます。
次のT字路では右折し、道なりに進みます。
長尾寺本堂の横を通って裏手へ回ります。
セツブンソウの看板があります。この上へ登るとセツブンソウの自生地があります。
駐車場について
道中に長尾寺遺跡の駐車場がありますが、道は細くて急勾配でたどり着く難易度は高いです。車の対向もできません。
赤い屋根の久次郎前にある駐車場に停めて歩いて行くのも一手です。徒歩で約10分程度。
セツブンソウを鑑賞
妖精のような小さな花に、青い雄しべがとても映えて綺麗です。
まだ肌寒い3月に神秘的な風景が広がります。
セツブンソウの背丈は、地面から10cm程度です。白くて綺麗なセツブンソウが咲き連ねている光景はまさに大自然の神秘でした。
セツブンソウの見頃
セツブンソウの生息地がある米原市大久保は豪雪地です。2月ではまだ雪が残っている可能性があります。例年の見頃は2月の中旬から3月の上旬です。
服装
舗装された道は登りますが、山道を登ることはないのでスニーカーでも大丈夫です。山深い所まで行くわけでもなく、すぐ近くなので普段着でも全然問題ありません。
注意事項
- マナーを守って写真撮影をしましょう。
- 縄で仕切られた花のエリアには踏み入れないでください。
- 花をとらないでください。
米原市特産の伊吹そばのランチ
土日にセツブンソウを見に観光に訪れたのであれば、米原市特産の伊吹そば専門店「久次郎」が開いています。この地区だけでしか育たない伊吹大根とのコラボレーションは絶品です。
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米原市の「久次郎」は古来より伊吹山の恵みで生まれた伊吹そば専門店
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観光情報
セツブンソウ生息地
住所:滋賀県米原市大久保