神明神社は米原市上丹生地区の集落の最も奥に鎮座する神社です。山の斜面に建立している神社で自然は豊か、秋には紅葉も綺麗で静かな場所でした。
上丹生神明神社へのアクセス
地図から見てもかなり山奥にある事がわかります。JR 醒ヶ井駅から更に南へ3km、山間にある上丹生の集落の一番奥にあります。
JR 醒ヶ井駅から国道21号線を渡り、その先のT字路では右折し道なりに行きます。3kmほどいくとT字路に突き当たりますが、ここでは左折します。車の1台通るのがやっとな細い道、川岸には柵もない小路を行きます。集落の最終地点に到達すると右側に神明神社があります。
駐車場について
参拝者用駐車場はありませんが、近くのいぼとり公園の駐車場から歩いて行きました。徒歩で10分程度で神明神社に到着します。
神明神社の由緒
一説によると泰澄が開基した霊山寺を守る神を祀る神社と伝えられています。1591年、隣村との境界をめぐる争いが起き、石田三成の父である石田正継が当神社を修築し、神に誓いを立たせ背けば罰があたるだろうと公平な判決を求めた伝承が伝えられています。
神明神社の御祭神
神明神社の御祭神は天照皇大神です。天照大御神の別名で、伊勢神宮式では天照皇大神と呼ばれています。神明神社の総本社は伊勢神宮の内宮なのです。
天照皇大神は太陽の神で、日本の神様の中でもトップに君臨します。
国土平安、生命力向上、五穀豊穣、開運のご利益があります。
境内の様子
川を渡る橋の向こうに鳥居があります。
鳥居をくぐるとちょっとした広場があります。斜め左方向に手水舎、拝殿が見えるのですが正直この景色には感動しました。階段を含めたZ型の構造はとても綺麗な構図で厳格な雰囲気を感じます。秋には黄色いイチョウが綺麗で黄色い絨毯になっていて綺麗な景色でした。夏には青葉のもみじも綺麗です。
右側には社務所がありますが、普段は無人のようです。
階段の手前には手水舎があります。
階段をのぼると拝殿があります。
神社情報
神明神社
住所:滋賀県米原市上丹生1322
拝観料:なし