米原市で滋賀県の選択無形民族文化財として登録されている戦国ロケット「流星」の打ち上げイベントが4年ぶりに2019年10月27日(日)に開催されます。
流星とはのろしの一種で、石田三成が関ヶ原の戦いの最中、戦況を佐和山城に伝える為に使用した事が起源とされるもので全国的にも大変貴重な歴史的文化財です。悠久の時を経て中山道沿いの町で代々継承されてきました。
「リュウセイ」と呼ばれる手法を使ったのろしは、米原市の他に全国で3つの地域でしか伝承されていません。中でも米原市の「リュウセイ」は火薬の調合から製造、打ち上げまで一貫して行うという点で大変貴重です。この背景から滋賀県の選択無形民俗文化財に登録されました。
2018年放送の鶴瓶の家族に乾杯の米原市ロケで流星が紹介されました。
イベント概要
「令和」元号制定と天皇御即位をお祝いして全12本の流星打ち上げが予定されています。
打ち上げた流星は上空200メートルまで達し、先端に仕込まれた日傘(パラシュート)が開き落ちてきます。現代のロケット技術の原型であり、戦国ロケットと呼ばれています。
現在の米原市の「流星」は縁起物として知られており、打ち上げ後に降りてくる日傘拾いは伝統行事です。
日程
2019年10月27日(日)12時~14時(少雨決行)
※中止の場合は前日18時に米原市公式サイトで告知されます。
場所
奥伊吹スキー場
料金
入場料・観覧料・駐車料金、無料です。
会場へのアクセス
会場は米原市最北部の奥伊吹スキー場です。道の駅「旬彩の森」がある麓から車で約30分程度北上します。
駐車場について
奥伊吹スキー場の駐車場の一角をイベント専用駐車場として開放されます。駐車料金は無料です。
シャトルバス運行
車で行けない方の為に米原駅からシャトルバスが運行されます。(予約制)
シャトルバスを利用したい場合は米原市商工会までお電話でお申し込みください。
電話:0749-52-0632(平日8:30~17:15)
イベントに関するお問合せ
米原市商工会
主催:米原市流星打ち上げ実行委員会
電話:0749-52-0632
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