米原市柏原の八幡神社は JR 柏原駅の東側に鎮座する神社です。ここには松尾芭蕉の句が石碑として残されており、伊吹山を褒め称える句が詠まれています。
八幡神社へのアクセス
柏原の八幡神社は JR 東海道本線の線路沿い、柏原駅の東にあります。
国道21号線からなら柏原交差点を北へ行き、八幡神社前交差点を右折するとすぐ左側に八幡神社があります。
駐車場について
参拝者専用駐車場はありませんが、近隣の B&G 海洋センターの駐車場から歩いて行きます。
八幡神社の由緒
創祀年代(神社のはじまり)は979年、鎌倉景正の子がこの地に勧請した事が始まりと言われています。
八幡神社の御祭神
八幡神社の御祭神は以下の通りです。
- 譽田別尊
- 玉依姫命
- 神攻皇后
譽田別尊は八幡神として知られ文武の神として信仰されています。
玉依姫命は神道の女神で、水の神、聖母神として信仰されています。安産、子宝祈願、厄除け、開運のご利益があります。
神功皇后は第14第天皇である仲哀天皇の皇后です。
境内の様子
八幡神社前交差点の角に、八幡神社の鳥居があります。
鳥居をくぐると左側には社務所があります。
更に奥へ進むと、手水鉢があります。
正面には拝殿があります。
松尾芭蕉の句碑
境内の東側には松尾芭蕉の句碑が残されています。
松尾芭蕉は1689年、敦賀から奥の細道の最終地の大垣へ向けて歩いていきました。その時左手には雄大な伊吹山が見えたといいます。その時伊吹山を題材に一句詠んでいます。
戸を開けはにしに
山有いふきといふ花にもよらす雪にもよらす
只これ孤山の徳あり
其まゝよ
月もたのまし
伊吹山
伊吹山は花や雪や月がなくとも、そのままで見るに値する美しい山だと褒め称える一句です。
神社情報
八幡神社
住所:滋賀県米原市柏原921
拝観料:なし