滋賀県米原市にある大原観音寺は石田三成と羽柴秀吉の出会いの地として知られるお寺です。石田三成が秀吉にお茶を振る舞い、その振る舞い方にとても感銘を受けた秀吉はすぐに家来にしたという「三献の茶」という伝承が残っています。
ここの観音寺で見られる桜もとても綺麗で、春の観音寺の景色も美しいです。
観音寺へのアクセス
大原観音寺は滋賀県米原市にあり、長浜市へと続く観音坂トンネルの近くです。
国道365号線からなら、野一色東交差点を南西へと行き市場交差点を右折します。トンネルに入る前に北西へ続く小道があるのでそこを進みます。道なりに進んで左側の山際に観音寺の門が見えてきます。
駐車場について
門の横から車で入れるようになっていて、観音寺参拝者専用駐車場があります。駐車料金は無料です。
桜の見頃
桜の見頃は例年4月初旬~4月の中旬です。
ここの写真の撮影日は4月9日です。
観音寺の桜
大原観音寺の門の西側には蓮池と呼ばれる溜池があります。その周囲は遊歩道がありぐるっと一周回れます。ここに桜並木があり桜を鑑賞しながら散歩できます。
一番西側には、石田三成が秀吉にお茶を振る舞うために使ったと言われる古井戸があります。
周囲の遊歩道を歩いてみました。
観音寺の1260年にはこの地に移転し、700年以上の歴史があります。大変歴史を感じる桜の鑑賞でした。
参道を上まで上がると観音寺の本堂があります。
正式名称を伊富貴山観音護国寺といい、千手観音を御本尊とする天台宗の寺院です。本堂の彫刻はとてもきめ細かく優れていて、彫刻の豪華さは滋賀県下一と言われています。
桜スポット情報
大原観音寺
住所:滋賀県米原市朝日