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登山

伊吹山登山道で山頂までの道のりと所要時間、どんな景色が見れる

※2023年7月12日の集中豪雨により登山道の土砂崩れが発生しています。通行止めとなり、当分の間通行できません。

滋賀県の伊吹山は古くから霊峰と呼ばれ、伊吹山の神を倒そうとして破れたヤマトタケルの神話も有名な山です。日本百名山にも指定され、登れば琵琶湖も一望できるほどの絶景が見られ登山の面からも人気の山です。

標高は1,377メートル。富士山程は高くない、低い山でもないという丁度よい感じが人気なのかもしれません。ただ、多くの登山客が訪れる山ですが登山レベルとしては上級に分類されています。登山道は決行大きな岩がゴロゴロしており、山頂近くは岩山のような登山道もあります。

伊吹山登山に挑戦してみたいけど、どんな感じなのか気になるという方の為に伊吹山山頂登山の道のりを紹介します。

伊吹山登山の気になる点

トイレはある?

登山口手前の神社前、1合目、3合目、山頂に公衆トイレがあります。

スニーカーで登れる?

大変岩がゴロゴロした登山道で、山頂付近は特に道が険しいです。登山靴など専用のものを使うのがおすすめです。

自動販売機はある?

1合目の休憩所、5合目に自動販売機がありますが山仕様価格です。5合目が一番高くて200円前後。持参していくのがおすすめです。(ゴミは持ち帰りましょう)

小学生も登れる?

地元小学校では伊吹山山頂登山も行われています。ちゃんと登山を指導して見ていてあげれば小学生でも登山は可能です。

所要時間は?

ペースや休憩具合によって異なりますが、普通に歩いた場合の所要時間です。あくまで目安としてお考えください。

  • 登り:3時間50分
  • 下り:2時間40分

駐車場は?

駐車場は登山口付近にありますが有料です。旧ゴンドラ駐車場が安いです。

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売店はある?

伊吹山山頂には、伊吹山対山館がありお土産品などが販売されています。うどんやそばなどの軽食も食べられます。

ひとっ風呂浴びて疲れを癒やしたい

登山口の近くにある伊吹薬草の里文化センターで薬草風呂がおすすめです。露天風呂もあります。

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山頂への道のり

登山口からスタートです。

登山口から1合目まで林の中の登山道を進みます。既に大きな岩がゴロゴロしていて歩きにくいです。1合目まで約20分です。

1合目

伊吹高原荘が見えてきたら1合目です。自動販売機もあり休憩スペースとなっています。

ただし山仕様価格です。

ちょっと登った所に公衆トイレもあります。

ここからは草原地帯を眺めながらの登山が始まります。麓の遠くからでも見える草原地帯ですね。

伊吹山の植物や色々な花が咲いています。植物保護の為、登山道以外には立ち入れないようになっています。

1合目からの景色はこんな感じ。

2合目

2合目にはベンチがいくつか置いてあって休憩できます。他には何もありません。

ここからは再び林の中に入っていって道も細くなってきます。

ゴツゴツした岩が多くなってきて慎重に歩かないと足をくじきそうです。

真ん中が削れているのは雨が降った時に侵食されたようです。

景色が開けてきました。3合目が近いです。

かつてスキー場だった場所です。

ここも様々な伊吹の植物が生息しています。植物保護のため、登山道以外は立ち入れないようになっています。

3合目

3合目に到着しました。

3合目には公衆トイレがあります。ここから先は山頂まで公衆トイレはありません。必ず済ませておきましょう。

そして休憩用のベンチやあずまやがあります。

3合目からの眺めはかつてスキー場だった名残のゴンドラ乗り場と食堂が見えました。

ここからはややなだらかな登山道が続きますね。

4合目

5分もしないうちに4合目に到着しました。4合目は通過点で特になにもありません。

石も増えて傾斜もきつくなってきます。

傾斜が緩やかになる所もありますが道は細いです。

5合目

中間地点となる5合目に到着しました。ここには休憩用のベンチと自動販売機があります。

ここまで人力で持ってくるしか方法がなく超山仕様価格です。品揃えもどこか懐かしい感じもします。特にファンタオレンジが売ってる所なんて珍しいです。

ここからは山頂までの登山道が見えます。山の斜面に沿ってジグザグに登山道が続きます。ここから難度も上がってきます。

大分登ってきましたがまだまだ中間地点。天気が良ければ琵琶湖まで一望できる絶景なのですが…。

大きな岩がなおのこと増えてきました。

ジグザグな登山道が続きますよ。

6合目

6合目に到着しました。

6合目には避難用山小屋があります。ちょっとした休憩スポットです。

その後も岩がゴロゴロしたジグザグな登山道です。6合目からの眺めです。

7合目

そのまま7合目に到達。7合目は通過点なので何もありません。

登山道を振り返るとずいぶんと登ってきたなぁと。

この辺から登山道が変化してきて更に大きな岩が散見されるように。

道も細く互いに譲り合わないと往来できません。

8合目

8合目に到達しました。ここにはベンチがあって最後の休憩ポイントです。

最後のひと押しみたいに登山道が過酷になってきました。手を使ってでも岩場を登らなければいけないような大きな岩がゴロゴロしています。

岩だらけの道に人一人通るのがやっとの道です。ちょっと踏み外したら崖ですよ。

山頂が見えてきました。風が強くなってきて上着が必要になってくるかもしれません。

山頂

9合目は特に意識する事無く山頂に到着しました。

売店や飲食店もあります。

おわりに

初めての伊吹山登山は無事登頂することができました。朝8時半くらいから登って12時過ぎくらいに到着で約4時間かかりましたが、疲労困憊というわけでもなく案外行けるものだなぁと思いました。

一つ言えるのは登りよりも下りの方が数倍きついという事です。下りの方が早く降りられますが、急斜面を踏ん張らなければいけないぶん膝への負担が重いのです。

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