米原市の伊吹、伊吹山の麓で江戸時代から栽培されてきた「伊吹大根」は普通の大根より2倍は辛いと言われ、独特な辛味が特長です。ただ、その辛味は嫌な辛さではなくほのかな甘味を後から感じ旨い辛さなんです。このシャープな辛さはそばなどの薬味にも最適。きっと一度食べたらクセになると思います。
ただ、この伊吹大根はどこでも栽培できるわけではありません。寒暖差の激しい土地、肥えていない土、高地でしか育たない珍しい大根です。このような険しい土地じゃないと本来の伊吹大根の味が出ないそうです。伊吹でも育てられる場所が限られており、手間がかかるため一時は栽培がストップした時期もありました。しかし、近年では地元農家が集まり「伊吹山麓元気農業協議会」を発足し米原市の伝統野菜、伊吹大根の復活に動き始めました。
伊吹大根を買える場所
生産できる量も限られているため、伊吹山の麓、道の駅「伊吹の里・旬彩の森」で主に販売されています。
国道365号線からなら、野一色東交差点を北へ行き最初の信号を右折します。すぐ右側が既に道の駅です。
伊吹大根の旬
そしていつでも買えるわけではありません。伊吹大根の旬は11月~3月の寒さが厳しい時期です。
伊吹大根の価格
大きなサイズで1本200円、小さめなサイズで1本80円~100円です。
伊吹大根の食べ方
伊吹大根をすりおろして薬味として。そばやうどんはもちろん、焼き魚やその他和食の薬味としても美味しいです。
また水分量が少なく身も引き締まってしっかりとしているので、煮物にしても良いですし天ぷらにしても型くずれしません。
伊吹大根取扱店
伊吹の里 旬彩の森
住所:滋賀県米原市伊吹1732-1
営業時間:平日10:30〜14:30(L.O.14:00) / 土日祝10:30〜15:30(L.O.15:00)
定休日:木曜日(1月~3月)
電話:0749-58-0390
公式サイト:【公式】道の駅 伊吹の里 旬彩の森|滋賀県米原市を中心とした産直とランチの情報サイト