米原市の蓮華寺で忠太郎地蔵まつりが2019年7月21日(日)に開催されます。蓮華寺のある米原市番場は江戸時代に中山道番場宿の宿場町として栄えた町です。そして蓮華寺は聖徳太子が開いたと伝わり、南北朝時代から戦国時代にかけて歴史的にも重要な舞台となったお寺でもあります。
目次
忠太郎地蔵尊とは
番場の忠太郎として1950年台に一世を風靡しましたが、忠太郎とは1930年に長谷川伸氏が発表した戯曲「瞼の母」の主人公です。忠太郎の出身地が米原市番場で番場の忠太郎と呼ばれるようになり、1950年には「番場の忠太郎」というタイトルで映画化も行われました。
瞼の母は親と子の絆を描いた作品です。5歳で母と生き別れた忠太郎は、ひと目でいいから母に会いたいという想いで母を探す旅に出ます。
瞼の母の作者である長谷川伸氏のご意思で「親子の絆を後世に伝えたい」という想いから1958年に建立されたのが忠太郎地蔵尊です。蓮華寺の境内に今も鎮座しています。
イベント概要
日程
2019年7月21日(日)10時~12時半頃
会場
米原市 蓮華寺
入場料金
入場料金は通常の蓮華寺の拝観料のみです。
- 大人:300円
- 小人:100円
イベントスケジュール
- 10:00~:忠太郎地蔵尊 法要
- 11:00~:井上政廣 親子コンサート
- 11:45~:京遊亭三木治 落語
忠太郎地蔵尊 法要
蓮華寺の境内にある忠太郎地蔵尊前で法要が営まれます。
井上政廣 親子コンサート
作曲家の井上政廣さん親子によるコンサートが行われます。
京遊亭三木治 落語
京都の落語家である京遊亭三木治さんの落語会が行われます。
米原市の歴史ある古刹、夏の緑が鮮やかな蓮華寺でのイベントです。これを機に蓮華寺に訪れてみてはいかがでしょうか。
蓮華寺へのアクセス
蓮華寺は北陸自動車道と名神高速道路が交差する米原ジャンクションの近くにあるお寺です。
国道21号線からなら米原インターチェンジのすぐ西にある樋口西交差点を南へ行き道なりに進みます。最初の信号を左折します。
上の写真の南北朝の古戦場「蓮華寺」の道標に従って左折します。そのまま直進して高速道路をくぐると駐車場があります。
駐車場について
入口前に蓮華寺の専用駐車場があり、乗用車30台ほど停められる駐車スペースがあります。
まいちゃん号でも行けます
米原市内の予約制乗合タクシー「まいちゃん号」でも行けます。1回500円~。
ご予約の際は、停留所「東番場-5」までとお伝えください。
お問合せ先
蓮華寺
住所:滋賀県米原市番場511
主催:番場史跡顕彰会、浄土宗本山蓮華寺
電話:0749-54-0980