米原市の吉槻は奥伊吹スキー場へ向かう途中にある山間の集落です。麓の道の駅「伊吹の里 旬彩の森」から車で10分程度、奥伊吹方面へ登ります。その吉槻に昔ながらの伝統の製法を受け継いできた老舗の豆腐屋さんがあるんです。
このあたりには店がなく数少ない商店の一つです。メインの豆腐の他にも、簡単な食品や雑貨、衣料品も取り揃えた地域の小さなコンビニエンスストアの役割もある商店です。
立澤商店へのアクセス
立澤商店は奥伊吹スキー場へ向かう道沿いにあり、通れば目にするお店だと思います。道沿いには「豆腐」と書かれた看板もあります。
麓の「伊吹の里 旬彩の森」から姉川沿いの道を進み、車で10分程度です。道沿いに豆腐という看板があって茅葺き屋根の建物が立澤商店です。
店内について
店内のショーケースには豆腐や厚揚げが陳列されています。
卵や小麦粉、調味料関係、お菓子など簡単な食料品やお惣菜、文房具なども販売されています。
立澤商店の豆腐
立澤商店の自家製豆腐は昔ながらの伝統的な製法で薪釜を使い、薪で炊くお豆腐です。その為、他の豆腐では感じられないおこげのような香り高いお豆腐で、味自体も他の豆腐にはない深みのある味わいです。厳選した国産大豆とニガリ、伊吹山のミネラル豊富な湧き水を使って作られています。
豆腐としての形がしっかりしていて硬めの木綿豆腐です。箸を入れても型くずれしません。豆腐の大豆の味がしっかりと深みのある味わいが感じられてとても美味しいんです。スーパーのお豆腐を食べる機会が増えましたが、これぞ本格お豆腐屋さんの豆腐だなぁと感じます。豆腐の味をダイレクトに感じる冷奴がおすすめの食べ方です。
こちらのお豆腐は昔ながらの味の豆腐が食べられるという事で、特にご年配の方に人気です。米原市の方でも吉槻まで買いに来られる方も多いそうですよ。
立澤商店では木綿豆腐、厚揚げ、薄揚げが販売されています。数量限定でいつもあるとは限らないので、お電話で確認するのが確実です。
電話:0749-59-0005
- もめん豆腐(一丁):350円
- もめん豆腐(半丁):180円
- 厚揚げ:約150円
上の写真は豆腐一丁(350円)です。スーパーの感覚で豆腐一丁350円は高い印象がありますが、豆腐一丁が大きくて9cm四方はあります。スーパーの豆腐の軽く2倍はあります。ちょっと大きすぎるという場合は半丁(180円)もあります。
豆腐一丁のサイズはお店によってまちまちですが、豆腐一丁のサイズに決まりはなく各店舗の自由だそうです。
おわりに
ご主人が伝統の製法と長年の試行錯誤の末に作られた木綿豆腐を是非一度ご賞味ください。
お店情報
立澤商店
住所:滋賀県米原市吉槻1373
電話:0749-59-0005