米原市で2000年初頭から農家を営まれている田中ファーム代表、田中隆三さんにインタビューさせて頂きました。イチゴやブロッコリー、米と麦を主力として生産されている農家さんです。
元々は一般企業で働かれていましたが、42歳になった頃からある理由から米原市で農家として独立を決意。農家として独立のお話や農業についてお話を伺いました。
農園情報
田中ファーム
住所：滋賀県米原市朝日2031
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米原市でいちごとブロッコリーを栽培し農家を営む「田中ファーム」
米原市の朝日で2000年初頭より農家を営まれている田中ファームさんへ行ってきました。田中ファームではいちご・ブロッコリー・米・麦を柱として生産されている農家さんです。 目次1 田中ファームへのアクセス ...
農業について
普通の一般企業でサラリーマンをしていました。
個人的な話になるけども、結婚が遅かったんや。60歳になっても子どもがまだ学校行ってると思うし、金銭的にまずいなと…。
そうそう。なので何か自営的な事をやっていかんと…という事を考えてて。自分でもできそうかなって思ったのが、イチゴの高設栽培だったんや。でもイチゴの高設栽培は県も本来定年された方にやってもらう事業として考えられてたんや。イチゴ農家をやりたいと各所へ相談へ行ったり、話を聞いたり、学んだりして始めたんやわ。
まぁ、そうやねぇ。
そりゃあ、もう。かみさんとかね。その辺は何とか説得してね。こんにちに至るという感じですね。
そうやねぇ、昔はいろんな野菜に手を出してたんたけど、最近は品種を絞って無理せずやれる範囲でやってるわ。
あと最近は農業も機械化の流れで自動化も進んでるけど、肥料をやるとか収穫という所は手作業で丁寧にやらんとねぇ。
まず、米で水稲。そして麦。あと、ブロッコリーね。この4つが主力の柱やね。人でも限られてるもんで。
人を増やすとまた別の大変さがあるし、管理もせなあかんし、とりあえず基本的に夫婦でできる範囲でやっとるんです。
それはやっぱ、冬場の雪…。そして、風、台風。風が強い時はハウスが軋んだりして、何とかもってくれよと神頼みやわ（笑）。そして特に2018年は竜巻がきたし。
もう、そうなんですよ。あの時は、上へ吸い上げられる力でハウスのビニールが全部持ってかれて、ハウスの一棟は潰れてしもたんやけど。農業の苦労っていったら、自然の天災が一番やなぁ…。
あともう一つ、近頃は夏場は40℃に近づくとかの異常気象も大変。気象ってのは毎年変わるもんで、なかなか難しくていつも勉強勉強！毎年1年生やで。
自分で考えて、試行錯誤してやっていくのは面白いわ。上手くいかんかったら、次はこうしようかなとか。そして、いちごを直接買ってくれたお客さんから「ここのイチゴは美味しいわ！」と言ってもらえたり消費者の声が直接聞ける時は、やっててよかったなぁと思うわ。
季節によってバラバラやけども。8時から収穫を初めて、手入れしたりして…。4月や5月になると稲作が始まるので、朝5時くらいから収穫を始める事もあるね。日が暮れたらいつも大体仕事は終わりやね。
うち（田中ファーム）の事を知っててくれる人は、直接いちごを買いに来てくれる人もいらっしゃいます。でもいつでもいるわけではないので、大体11時頃～12時の間に来てもらえたら買ってもらう事もできますね。
今（1月～2月）は1パック600円で販売してます。春先になったらちょっと値段は下がります。
おわりに
米原市で田中ファームを開業し、イチゴやブロッコリーを栽培する農家の田中隆三さんに直接お話を伺いました。農業に対する熱い想い、生き方、働き方についても参考になる事がたくさんありました。
米原市の滋賀県立伊吹高等学校の西で、ビニールハウスがたくさんある所が田中ファームです。
農園情報
田中ファーム
住所：滋賀県米原市朝日2031
電話：0749-55-1639
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米原市でいちごとブロッコリーを栽培し農家を営む「田中ファーム」
米原市の朝日で2000年初頭より農家を営まれている田中ファームさんへ行ってきました。田中ファームではいちご・ブロッコリー・米・麦を柱として生産されている農家さんです。 目次1 田中ファームへのアクセス ...
