米原市の伊吹山文化資料館で第152回企画展「水になった村 - 写真家・大西暢夫と徳山村のジジババたち」が2021年5月5日(木祝)まで開催されます。
※会場での検温、手指の消毒にご協力ください。
目次
イベント概要
■大西暢夫氏のメッセージ
岐阜県揖斐郡徳山村。平成の大合併を繰り返し、現在は揖斐川町になっている。
徳山村にダムの話が舞い込んできたのは、昭和32年と言われている。ダムが日本中に計画されたときだ。徳山村が日本一大きなダムになってしまう事を知っていたが、それがどういう事なのかあまり興味がなかった。
しかし、中学2年生の時に映画「ふるさと」が全国で公開された。その映画で見た衝撃は、今の仕事にそのまま繋がることとなった。日本一という華やかな言葉の裏側に、なんとも割り切れないしこりが残り、ダムで沈めてしまうことの重大さを意識するようになったのはこの頃だ。
1968年岐阜県揖斐郡で育つ。高校を卒業後上京。写真学校を卒業し、写真家・映画監督の本橋成一氏に師事。98年に独立しフリーカメラマンになる。雑誌などの取材するかたわら、ダムに沈む全国の村々の取材を現在も続けている。
他に精神科病棟に長く入院している人たちや、職人の取材も継続し、それを雑誌や新聞連載などで発表し続けている。スチールカメラ以外に、ムービーも回すようになり、ドキュメンタリー映画も制作。
日程
2021年3月27日(土)~5月5日(木祝)
場所
米原市伊吹山文化資料館
関連行事
映画「水になった村」上映会
- 日時:4月11日(日)10時~ / 13時30分~
- 場所:伊吹薬草の里文化センター
- 参加費:1,000円
- 定員:各回150名(定員になり次第締切)
大西暢夫氏講演会
- 日時:4月18日(日)10時~
- 場所:伊吹山文化資料館
- 参加費:500円(入館料を含む)
- 定員:50名(定員になり次第締切)
伊吹山文化資料館へのアクセス
伊吹山文化資料館は米原市春照にあり、伊吹薬草の里文化センターの近くにありますが道が入り組んでおり少々わかりにくい場所にあります。
国道365号線からなら高番交差点を北西へ行きます。ガソリンスタンド脇の細い道です。伊吹山中学校を通過して右手に見えるオレンジ色の建物が伊吹山文化資料館です。道が細くなっており通学路でもあるのでご注意下さい。
駐車場について
建物の前に駐車場があります。
まいちゃん号で行く
米原市の乗り合いタクシー「まいちゃん号」で来る事ができます。1回500円~
「山東伊吹共通-86」停留所が最寄りです。
入館料について
- 一般:200円
- 中学生以下:100円
尚、20名以上の団体の場合は割引があります。一般160円、中学生以下80円。
営業時間
9:00~17:00(最終入場16:30)
施設情報
伊吹山文化資料館
住所:滋賀県米原市春照77
開館時間:9:00~17:00(最終入場16:30)
休館日:月曜日(祝日は開館)/ 祝日の翌日(休日と重なる場合は開館) / 年末年始
電話:0749-58-0252
公式サイト:資料館トップ