朝妻神社は米原市朝妻という琵琶湖沿いの住宅街の中に鎮座する神社です。天野川を挟んで対岸にある蛭子神社と同様、七夕伝説の伝承が残り縁結び・子宝のご利益があると伝えられている神社です。
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天野川の七夕伝説が残る米原市世継の「蛭子神社」
蛭子神社は米原市世継地区に鎮座する神社で、ほぼ琵琶湖の沿岸沿いにあります。こちらの神社はあの天野川の七夕伝説が伝えられており、恋愛成就のパワースポットとしても知られています。 蛭子神社はえびすと読んで ...
朝妻神社へのアクセス
住所:滋賀県米原市朝妻筑摩1293
朝妻神社は琵琶湖の湖岸道路から行くのが近いです。しかし、神社のある所は細い道の住宅街の中にあるので車で進入はできません。蛭子神社の駐車場から行くのが良いでしょう。
国道8号線からなら、箕浦交差点を西へ行きそのまま直進です。最寄り駅は JR 坂田駅で、西へ徒歩20分程度で到着します。
駐車場について
朝妻神社の参拝者用駐車場はありませんが、蛭子神社の参拝者用駐車場から歩いて行けます。両方七夕伝説の神社ですから両方行ってもいいと思います。
蛭子神社の駐車場から西へ行き、点滅信号の交差点を左折します。天野川の石橋を渡り、左側に林が見える所が朝妻神社です。
朝妻神社の由緒
明治以前は「昔牛頭天王社」と呼ばれていましたが、明治以降は「朝妻神社」と改称されました。
この地に残る七夕伝説は、雄略天皇の皇子「星川稚宮皇子」と仁賢天皇の皇女「朝嬬皇女」の悲恋により伝わるものです。二人は天野川を隔てて恋に落ちますが、修行の身のため叶わぬ恋として終わってしまいました。
朝妻神社には星川稚宮皇子のお墓があり、想い人のいる女性は朝妻神社を参拝すると恋が成就するといわれています。逆に想い人がいる男性は、対岸の蛭子神社を参拝すると恋が成就するといわれています。
朝妻神社の御祭神
朝妻神社の御祭神は素盞鳴尊(スサノオノミコト)です。
素盞鳴尊は縁結びの神、子宝の神、防災除疫の神として信仰されています。縁結びや子宝、五穀豊穣のご利益があります。
境内の様子
朝妻の住宅街の小路沿いに朝妻神社の鳥居があります。
突き当りには社務所があり、ここからL字型の参道になっています。
左側には簡易的な手水鉢があります。
正面には拝殿があります。
神社情報
朝妻神社
住所:滋賀県米原市朝妻筑摩1293
拝観料:なし