湯谷神社は JR 米原駅の東側、山際に鎮座する神社です。10月には祭事で米原曳山まつりも行われます。
湯谷神社へのアクセス
住所:滋賀県米原市米原771
湯谷神社は JR 米原駅東口から出て国道8号線を渡り直進、湯谷公園の脇を通って南へ行くと湯谷神社の鳥居が見えてきます。
駐車場について
参拝客用駐車場はありません。駐車するなら米原駅東口周辺のコインパーキングを利用します。
トイレ
湯谷神社の参道脇に公衆トイレがあります。
湯谷神社の由緒
湯谷神社の創祀(神社のはじまり)は不明です。出雲国の人が諸国を巡って米原を訪れ、里の民に池を掘らせた所不思議な効力がある温泉が湧き出て、それならばと雑草まみれの荒れ地を開拓し五穀の種をまくとよく育ったそうです。
これは祖神大己貴命の賜物だ!と歓喜し、山谷の岩上に祠を建て祀りました。温泉はコンコンと湧き出し、病気の者が入ればたちまち病が癒え万病に効くと話題になり崇敬者も増えていきました。
1732年、彦根藩第8代藩主である井伊直惟が社殿を再興し、手水舎、木造狛犬を献上。
湯谷神社の御祭神
湯谷神社の御祭神は大己貴命(オオナムチノミコト)です。
国造りの神や医療の神、農業の神、縁結びの神として信仰され、縁結び、夫婦和合、病気平癒、交通安全のご利益があります。
境内の様子
湯谷公園の南に湯谷神社の鳥居があります。
鳥居をくぐるとしばらく長い参道が続きます。
突き当たると参道が東向きに変わり、第二の鳥居があります。
そして左側には手水舎があります。
正面には拝殿です。
境内社
境内社とはメインの神社の管理下の元、境内にある小さな別の神社の事です。湯谷神社にはいくつかの境内社があります。
春川稲荷神社
湯谷神社の拝殿の右側にあるのが春川稲荷神社です。赤い鳥居があります。
伏見稲荷大社のような赤い鳥居がたくさん並んでいます。規模は到底敵いませんが…。
御祭神は豊受大神(トヨウケノオオカミ)で食べ物の神として信仰されています。農業・漁業守護、開運、厄除けのご利益があります。
1836年、米原で火災が起こり当初の集落の7割近くが焼失しました。更に翌年も大火災が起こり、度重なる火災の難に神のご守護をと神社を建立したのが始まりと言われています。その後大火は起きていないそうです。
金毘羅神社
湯谷神社の北にある湯谷公園の北東に位置する金毘羅神社です。
御祭神は大山咋神(オオヤマクイノカミ)で山の神として信仰されています。諸産業反映、家系繁栄、厄除け、開運のご利益があります。
湯谷神社の紅葉
湯谷神社の脇には日本庭園風の池があり、ここの紅葉がとても綺麗であたりを赤く染めます。
神社情報
湯谷神社
住所:滋賀県米原市米原771
拝観料:なし