米原市の奥伊吹スキー場(グランスノー奥伊吹)で2019年11月16日に行われたススキ刈りボランティアに参加しました。ススキは茅とも呼ばれ、かつては茅葺き屋根や牧畜に使われてきましたが、時代と生活の変化でススキが使われなくなってきました。その結果ススキ原が管理されなくなり、ススキ原にある豊かな生態系が失われつつあります。
ススキ原を保全する為に、毎年11月に奥伊吹のススキ刈りが行われています。
奥伊吹でススキ刈り
雪のない奥伊吹スキー場に足を踏み入れる機会はなかなかないですが、秋は紅葉の美しい風景が広がっていました。
伊吹山周辺のススキ原は滋賀県を代表する秋の風景とされており、生物多様性に富む環境を持ちます。
急斜面を登り、参加者の皆さんでススキ刈りを行いました。適度にススキを刈り取る事により地下茎が育ち、来年もススキが生えるようになります。
刈り取ったススキが集められました。刈り取ったススキは腐葉土にする為に活用されるそうです。ススキは繊維が強く、腐葉土に良いそうです。
幸いにも天気がよく、秋の美しい風景を眺める事ができました。参加記念品としてススキの腐葉土をいただきました。畑に活用しようと思います。