11月の季節となると美しい紅葉を見たくなる時期となりましたが、人混みの大混雑の中紅葉鑑賞するのは嫌という人もいると思います。静かに自然の音を聞きながら紅葉を楽しめる滋賀県の穴場を紹介します。それは滋賀県米原市にある清瀧寺徳源院です。
清瀧寺徳源院は鎌倉時代中期より近江を領土としてきた京極氏の菩提寺で1286年に創建しました。境内には京極家の墓所もあり、国の史跡に指定されています。
清瀧寺徳源院へのアクセス
紅葉の穴場とは言いましたが、場所は滋賀県米原市の中でも奥まった所にあり JR 柏原駅が最寄りです。住宅街の細い道を通って一番奥にあるお寺です。滋賀の紅葉の名所として知られる湖東三山のように観光客向けの施設も何もありません。それ故、静かに紅葉を楽しみたいならもってこいの場所なのです。本当に閑静な場所です。
JR 柏原駅からは東へ向かって徒歩20分ほどかかります。自動車の場合は国道21号線を通って津島神社前交差点を北へ行くのが近いです。
こちらが清瀧寺徳源院への入り口となります。
駐車場について
道は細くて入りにくいですが、途中に徳源院の駐車場があります。普通車が約20台ほど駐車でき、駐車料金は無料です。
トイレについて
境内の外に公衆トイレがあります。後から整備されたのか割と新し目です。
拝観料について
拝観料は500円です。(小中学生は無料)500円で本堂と京極家墓所を拝観できます。庭園を拝観する場合は予約が必要との事。予約は事前にお電話で。
紅葉の見所
清瀧寺徳源院の紅葉の見所と言えば、池泉回遊式庭園として建造された日本庭園です。ここの紅葉は凄く美しいです。本堂の縁側から眺める庭園の紅葉は絶景ですね。これが見たくて行ったのです。例年の紅葉の見頃は11月中旬~下旬でこれでも結構紅葉には早かった時期です。
こちらの庭園は池泉回遊式として池の周りを回遊できる庭園でしたが、伊勢湾台風の時に川ごと崩れ去ってしまい水が入ってこなくなったそうです。今では池は枯れています。
縁側に座って自然の音を聞きながら紅葉を鑑賞するのも落ち着きます。
なお、本堂には京極家ゆかりのものの展示も行われています。
この美しい日本庭園の紅葉を静かにゆっくりと眺めに訪れてはいかがでしょうか。
紅葉スポット情報
清瀧寺徳源院
住所:滋賀県米原市清滝288
拝観時間:9:00~16:00
定休日:不定休
電話:0749-57-0047