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米原市で豪族息長氏の祖神を祀る巨大な神社「山津照神社」

山津照神社は米原市能登瀬にある神社で小高い山の上に鎮座しています。米原市の中でもかなり規模の大きい神社です。この付近を通ると山の上に巨大な鳥居が見えるのですが、行ってみればこれほどまでに大規模な神社だったとは思いもしていませんでした。

山津照神社へのアクセス

山津照神社は米原市能登瀬の集落にある小高い山の上に鎮座しています。車が通れるような大きめの道沿いにはないので、少々わかりにくいです。

国道21号線からなら、米原IC口交差点を西へ行き高速道路の高架を越えてすぐのT字路を右折します。線路を越えて直進すると突き当りにT字路があり、右折します。少し進むと左側に「山津照神社」の看板があるので左折します。道なりに進んでいくと右側の小高い山に山津照神社があります。

駐車場について

乗用車5台分の駐車スペースがあります。

山津照神社の由緒

創祀(神社のはじまり)時期については不明でが、飛鳥時代に国常立尊を祀った事が始まりといわれています。神功皇后が朝鮮進出時に祈願され、朝鮮国王の鉞を奉納されてこれは今もなお社宝として保管されています。

以後、国史に認められた名社となり皇族の方々や武将がたびたび参拝されるようになりました。鎌倉時代には後鳥羽天皇が宝剣を奉納されたと伝えられています。

山津照神社の御祭神

山津照神社の御祭神は国常立尊(クニノトコタチノミコト)です。

国常立尊は万物造化の神様として信仰され、日本神話の根源であり神様中の神様です。

国土安泰、立身出世、開運のご利益があります。

境内の様子

最初の石段を登っていくと、遠くからでもよく見える巨大な鳥居ががあります。

しばらく参道が続き、右側に手水舎があります。水は出ていないのですが、何と近づくとセンサーで水が流れ出るではありませんか。

手水舎を越えると右側には社務所があります。

そして第二の鳥居があります。秋には紅葉が綺麗で密かな穴場スポットになっています。写真からもかなり広い境内であることがわかると思います。

第二の鳥居を抜けると正面に拝殿があります。拝殿と連結している形で奥には本殿があります。

御朱印

拝殿の軒下に引き出しと木箱があります。木箱の中に御朱印が入っていますが、料金は300円です。料金の支払い、日付の記入はセルフです。木箱の中にお金を入れます。

プラスチックの引き出しには神社パンフレット、御由緒のチラシが入っています。

山津照神社古墳

境内の中にある古墳は明治15年に発見されたもので、旧坂田郡の豪族である神功皇后の父「息長宿禰王」のお墓であるといわれています。

神社情報

山津照神社
住所:滋賀県米原市能登瀬390
拝観料:なし

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