米原市の最北端にある自然豊かな甲津原で、8月の山の日にぴったりなイベントが2019年8月11日に開催されます。音楽とダンスと山を味わうイベントです。
目次
イベント概要
滋賀県米原市甲津原は伊吹山麓の北西、琵琶湖へそそぐ姉川源流にある自然豊かな里山です。
甲津原では囲炉裏のことを「ゆるり」と呼びます。ゆるりでは煮炊きものをし、魚やお餅を焼き、バイの実やクルミを炒り、お肉を燻し、暖をとり過ごしました。そして、ゆるりをかこんで家族が食事をとり、冬がくると藁を編み、麻をつむぎました。
ゆるりといえば、炭。
甲津原をかこむ山々には広葉樹が広がっており、長い間炭焼きが行われてきました。時代とともに山へ入る人がいなくなっても、草木はかわらずただ静かに育ち続けてきました。
その甲津原の自然豊かな山を舞台に、音楽とダンスと山を味わうお祭り的イベントが「ゆるり」です。
日程
2019年8月11日(日)山の日 13:30~
会場
アグリコテージ
住所:滋賀県米原市甲津原
持ち物
- スニーカーなど歩きやすい靴
- 飲料
- 上着
- 雨具
- 懐中電灯(2部のみ)
出演者
- 鈴木昭男
- 宮北裕美
サウンドアートの先駆書、鈴木昭男さんと、ダンサーの宮北裕美さんによるパフォーマンス公演があります。
60年代より音の「自修イベント」を始め、70年代エコー・オブジェ ANALAPOS を制作。南画廊(東京)個展やドクメンタ8出場などを経て「日向ぼっこの空間」を丹後の子午線上(京都府京丹後市網野町)で遂行。世界各地の美術展や音楽祭に招待されている。
「動かないダンス」と「モノそのものの動き」を追い続けていくうちに、即興パフォーマンスや視覚芸術の可能性を探り始める。劇場、美術館、鉄道、公演など各地でサイト・スペシフィックなパフォーマンスを上演。近年は身近なモノの動きをダンスと捉えたインスタレーションを発表している。
イベントスケジュール
「ゆるり」は2部構成で行われます。
第1部:音とダンスと山を楽しむ鈴木昭男演奏会
第1部は音を探し、音と遊び、音を発し続けて78年。日本のサウンドアートの先駆者である鈴木昭男さんと、体を軸に踊ったり、描いたり、ときには可憐な小動物のようなダンサーの宮北裕美さんによるパフォーマンスをお楽しみ頂きます。
- 13:30~:アグリコテージ入り口前で受付
- 14:15~:中津又で開演
- 15:20~:天満神社境内へ移動
- 16:00:終演
大人:1,500円
中学生以上:1,000円
第2部:薬膳カレーを楽しむ集い(事前予約制)
第2部は甲津原にある薬膳ごはんのお店「山の薬膳ごはんよもぎ」さんの薬膳カレーを楽しみながら、夜のうつろいを感じ、山へとけこむ音に耳を澄まし、楽しんで語り合える集いが催されます。
- 17:30~:アグリコテージ入り口前で受付
- 18:00~:薬膳カレーをいただきつつあきニャンの夕暮れ音あそび
第2部は予約が必要です。メールかお電話でお申し込みください。
電話:070ー5266ー9771(鈴木)
メール:kozuhara2018@gmail.com
大人:2,000円
中学生以上:1,000円
山の薬膳ごはんよもぎのお店について詳しくは下記記事を御覧ください。
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米原市の甲津原で心が喜ぶ「山の薬膳ごはんよもぎ」の予約制ランチ
米原市の最奥地、甲津原で薬膳ランチが食べられるお店があります。店主さんは県外から米原市へ移住されてきて「山の薬膳ごはんよもぎ」という名前で2015年頃から始まりました。 薬膳とは中国を中心に行われてき ...
会場へのアクセス
ゆるりのイベント会場は奥伊吹スキー場方面の甲津原にあります。麓の道の駅「旬彩の森」から車で約20分です。奥伊吹スキー場の手前のアグリコテージが会場です。
国道365号線からなら野一色東交差点を北へ行き、最初の信号を直進します。
ここから奥伊吹方面へ道なりに約20分です。
駐車場について
お車でお越しの方には駐車場が2箇所用意されています。上の地図の公衆トイレ前広場駐車場が1箇所。
もう1箇所は体育館前駐車場です。
バスでのアクセス
会場近くまで JR 近江長岡駅から湖国バスが運行しています。ただし本数は少ないので乗り遅れには注意してください。イベント第1部のみ参加の方はバスをご利用可能です。
- 行き:JR近江長岡駅 12:29発 → 甲津原 13:23着
- 帰り:甲津原 16:35発 → JR近江長岡駅 17:44着
料金は片道890円です。
お問合せ先
甲津原アーカイ部
電話:070ー5266ー9771(鈴木)
メール:kozuhara2018@gmail.com
公式サイト:甲津原日記