日撫神社は米原市の旧近江町エリアの日撫山に鎮座する神社です。米原市役所近江庁舎の近くにあります。参道が約300メートル続く山の中にある神社で、秋には紅葉と竹林のコラボレーションでとても綺麗な景色を見る事ができます。
日撫神社へのアクセス
住所:滋賀県米原市顔戸77
拝観料:なし
日撫神社は米原市役所近江庁舎の近くにあります。国道8号線からなら、顔戸南交差点を東へ行き近江庁舎前交差点を直進します。信号のない2つ目のT字路を左折します。この時、左側には学校の校舎が見えます。道なりに進み、次のY字路では左側の小路へ入ると日撫神社の鳥居が見えてきます。
駐輪場について
参道に入る鳥居の前に駐輪場がありました。駐車場が3台分あるという情報もありましたが、どこにあるのかわかりませんでした。一番目立つ駐車場は近江認定こども園の駐車場なので違います。
日撫神社の由緒
いつ創始となったかは定かにはなっていません。
日撫神社のある地は、仲哀天皇の皇后である神功皇后の祖先が代々住まわれた地であるという事から、神功皇后はこの地を深く慕われていました。現米原市に祠を建立し、少彦名命と父である息長宿禰王を祀られたのが始まりと言われています。
後に後鳥羽上皇が度々参詣され、応神天皇を合わせて祀られました。
日撫神社の本尊・御祭神
日撫神社の御祭神は以下の通りです。
- 少彦名命(スクナビコナ)
- 息長宿禰王
- 應神天皇
少彦名命は医薬・温泉・穀物・知識・禁厭の神様で多様な性質を持ちます。
息長宿禰王は2世紀頃(弥生時代)に米原市の前身である旧坂田郡を治めていた古代豪族です。
應神天皇は第15代天皇で八幡神として多くの神社で祀られています。
境内の様子
参道に入る前に鳥居があります。
参道の脇には灯籠がズラリと並び、秋には竹林と紅葉のコラボレーションでとても綺麗な景色が見られます。京都の雰囲気も感じるような美しい参道です。
しばらく歩くと山に沿って道が右側に曲がり、社務所が見えてきました。
更に進むと拝殿前の鳥居があります。
鳥居の脇にはどっしりと存在感を感じさせる手水舎が建っています。
そしてこちらが拝殿です。山の中にある神社で自然が豊か。清らかな心で参拝できます。
秋祭り「角力踊り」
毎年敬老の日には、後鳥羽上皇に相撲を披露した事から始まる角力踊りが行われます。
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米原市の日撫神社の秋の伝統行事「奉納角力と角力踊り」9月第3月曜日
米原市顔戸にある日撫神社では毎年9月の第3月曜日(敬老の日)に秋祭りとして「奉納角力と角力踊り」が催されます。一般も観覧自由です。角力は「すもう」と読みます。 日撫神社はいつ創祀となったかは定かではあ ...
神社情報
日撫神社
住所:滋賀県米原市顔戸77
拝観料:なし