かつて米原市にあった焼き鯖そうめんが食べられる和カフェ「みやび庵」は2019年に閉店してしまいましたが、醒井で焼き鯖そうめんと梅花藻・湧水、醒井の良い所を巡るツアーが開催されます。
常時ご予約は受け付けられており、最低申込人数2人、定員10名程度の小規模ツアーです。醒井は NHK の鶴瓶の家族に乾杯で國村隼さんが訪れ醒井の名水と焼き鯖そうめんをご賞味された地です。滋賀県湖北の郷土料理「焼き鯖そうめん」、醒井の風物詩「梅花藻・湧水」のパワースポットを巡る醒井宿ツアーで癒やされませんか。
焼き鯖そうめんとは
焼き鯖そうめんは元々家庭料理です。焼き鯖を醤油ベースの出汁で煮込み、その煮込み汁でそうめんを煮ます。皿に盛ったそうめんの上に煮込んだ焼き鯖をのせたら完成です。それほど手間もかからず簡単に作ることができます。そうめんは麺つゆで食べるだけのものじゃないんです。
鯖を焼いて煮込んでかなりのお手間入りじゃ…と思われるかもしれませんが、滋賀県湖北地区では焼いた鯖の丸々一尾が普通のスーパーに売っています。これを県外の人に言うとかなり驚かれました。滋賀から焼き鯖を送ってくれと言われる事もあります。
滋賀県湖北地区には五月見舞いという風習がありました。それは農家に嫁いだ娘に実家から焼き鯖を届けるという独特の習慣です。5月と言えば田植えの時期で忙しくなります。その忙しさを気遣っての習慣でした。繁忙期でも簡単に作って食べられる焼き鯖そうめんは重宝されていたのです。
ツアー概要
集合場所は米原市の JR 醒ヶ井駅です。集合時刻は9時20分。
そこから JR 醒ヶ井駅のすぐ近くを通っている中山道沿いを流れる地蔵川へ向かい、梅花藻を鑑賞。
醒井の三大湧水の「居醒の清水」「十王水」「西行水」を巡ります。醒井の名水は水温が年間14℃程度と安定しており、貴重な淡水魚の「ハリヨ」が生息している極めて綺麗な水です。
次にいぼとり公園へ移動します。ここはいぼが取れる水と信仰を集めている水が湧き出ています。オデキやアセモにも効くと言われ、飲まずに塗って使われる名水です。
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イボも取れると伝承もある米原市の名水、いぼとり公園の「いぼとり水」
米原市の中でもかなり山間にある集落、上丹生にはイボも取れると伝承のある名水が湧き出ています。その名前はいぼとり水とそのまんまの名前です。いぼとり水が湧き出ている場所は小さな公園(いぼとり公園)として整 ...
その後、学問の神様も祀られている天神水へ移動します。菅原道真公が祀られ知恵の水と崇められています。どこの湧水もとても澄みきっています。そして風景もとても美しいです。
最後に天神水の公園にある休憩スペースで鯖そうめんのお弁当をいただくというツアーになっています。
醒井に詳しい案内人さんがガイドしてくれます。
料金と所要時間
料金は1人3,500円のツアーです。ただしご予約の最低人数が2人となっています。
ツアー所要時間は4時間程度です。
予約方法
ツアーのご予約はインターネットを通じて「じゃらん」より行います。
キャンセルについて
3日前の17時までならキャンセル料はかかりません。
- 3日~1日前キャンセル:キャンセル料50%
- 当日キャンセル:キャンセル料100%
- 無断キャンセル:キャンセル料100%