米原市の最北端には関西最大級のスキー場として「奥伊吹スキー場」があります。標高が高く雪質もよく積雪も多いのでウィンタースポーツ愛好者の中では人気が高まっています。
奥伊吹スキー場は地図で見てもわかるように本当に山奥です。伊吹に奥が付くほど奥地なんです。麓からスキー場まで約30分、雪が多ければ最大1時間はかかるかもしれません。
奥伊吹スキー場までの道はどうなってるのか、気になる方も多いと思います。ここでは奥伊吹スキー場までの道のりを紹介しますよ。
奥伊吹スキー場までの道のり
まずは国道365号線からですね。野一色東交差点を北へ行き道なりに進むと最初の信号があります。ここからがスタート。ここには道の駅「伊吹の里旬彩の森」があります。トイレはしばらくありませんので、ここで済ませたほうが良いでしょう。
車で30分~1時間はかかりますが、この先は山間の4つの集落を通過します。「吉槻・甲賀・曲谷・甲津原」の4つの集落は東草野の山村景観として国の重要文化的景観として選定されています。ただ森のなかの山道を登っていくだけではなく、古き山村の景色が見られるので飽きないと思います。
川沿いを進んでいきます。最初の集落が見えてきました。
この先しばらく進むと左側に木造の公衆トイレがあります。道の脇が広いので車も停められます。
最初の集落を抜けると田畑が広がるまっすぐな道へ。
だんだんと山っぽくなってきましたね。
次の集落が見えてきました。ここは甲賀という集落で竹刀の産業で発展してきた集落です。
ぐるっとカーブした橋が見えてきました。
橋を越えるとトンネルがあります。
トンネルを越えると左側には姉川ダムがあって凄く眺めが良いですよ。見る暇はないと思いますが。
そしてすぐに第二のトンネルがあります。
トンネルを抜けると田畑が広がっていて山奥まで来たなと感じさせます。
その先には米原市最北端の集落「甲津原」です。ここまでくると麓の気温よりグッと下がって冷えます。甲津原は麻織で発展してきた集落で、能楽や顕教おどりなど文化的風習も伝わっています。
奥伊吹スキー場へは、最北端集落「甲津原」よりも更に奥へ進みます。ここからやや道が細くなってきます。
山道を進んでいくと…。
奥伊吹スキー場の看板がありました!もう一息です。
奥伊吹スキー場のゲートに到着しました。ここで駐車料金を支払い、この先は駐車場が広がっています。
道路状況など
冬も本番だと、甲津原では雪が1メートル以上積もる事はザラです。もちろん道中は除雪されているので車は通れますが、もちろんスタッドレスタイヤかタイヤチェーンは必須。ガソリンスタンドも道中1件しかない(しかも不定休)なのでガソリンはたっぷり入れて向かうことをおすすめします。
雪道で特に危険なのは帰りの下り坂です。フットブレーキを多用するとスリップしやすいんです。ギアは2速やローに入れてエンジンブレーキを活用して降りましょう。スピードの出しすぎや急発進、ハンドルの急激な動作は事故の元です。
道のりを動画で紹介
奥伊吹スキー場までの道のりを動画で紹介します。麓から駐車場までおよそ約30分(雪が少ないとき)。約3倍速でお送りします。
撮影時は大分雪が少ない時期でして、雪が多い時はこんなにスムーズには走れません。雪が少なくても朝は凍結しますのでスタッドレスタイヤは必須、十分に注意して走行してください。
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