ICOCA は交通系 IC カードの一つで、2003年に初導入され2018年には発行枚数が1,800万枚を越えています。もう十分に市民権を得て知名度も高まりましたが、ICOCA を買うには普通の切符の買い方とは違うのでどのように買えば良いのかわからない人もいるでしょう。
もちろん米原駅でも ICOCA を買う事ができます。
ICOCAを買う方法
ICOCA を買う方法は2通りあります。
まずひとつは米原駅の自動券売機で買えます。画面に ICOCA を買うという大きなボタンがあるので、それを押して購入します。こちらで買えるのは定期券じゃないタイプの ICOCA のみです。
もう一つはみどりの窓口でも買えます。駅員さんに ICOCA を買いたいという旨を伝えましょう。ICOCA 定期券の場合は窓口のみでの受付です。
料金
ICOCA の新規発行料金は500円(デポジット)ですが、チャージしなければ使えないので初回は1,500円チャージされます。
つまり、初回支払は2,000円かかります。
有効期限は?
ICOCA は使わないと期限が切れて使えなくなってしまいます。
有効期限は最終利用日より10年間です。
米原から関ヶ原間は未対応
ICOCA が始まってから15年以上経っているにも関わらず、滋賀県内の JR 線(米原から関ヶ原間)は ICOCA 未対応です。この区間は交通 IC カードで乗車できないので不便に感じる人も多いかと思いますが、その原因は米原以東は管轄が違うという事にありそうです。
米原駅は JR 西日本管轄ですが、米原より東、つまり醒ヶ井駅からは管轄が JR 東海なのです。東海エリアは関ヶ原までしか IC カードに対応していません。
しかし滋賀県庁もその問題は認知しているようで、平成27年から国道交通省に提案を出されています。